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LTC6904搭載 最高64MHzプログラマブルクロック生成ボード  [CLICK-GEN]
 
 
LTC6904搭載 最高64MHzプログラマブルクロック生成ボード  [CLICK-GEN]

  商品名:LTC6904搭載 最高64MHzプログラマブルクロック生成ボード  [CLICK-GEN]

商品コード:80665326

販売価格:2,950 円 (税込み)
数量:



 
 
 

CLICK-GENは、アナログ・デバイセズLTC6904を搭載し、I2C通信で1kHz〜68MHzの高精度なクロック波形(矩形波)を生成、出力できるプログラマブルクロックジェネレーターボードです。

2.7V〜5.5Vの単一電源で動作します。高精度なクロックが供給できますのでMCUやCPUのクロックソースとして、スイッチトキャパシタフィルタのクロックソースなど、さまざまなアプリケーションのクロック源として使用できます。



出力周波数の設定はI2C通信で行います。送信するデータは下の式について計算します。詳しい計算例についてはデータシートの8ページに記載されています。
OCTの値はデータシートの表から出力周波数範囲によって選びます。出力周波数の設定値はOCTの4ビットとDACの10ビットを合わせて16ビット幅となります。


例えば最高周波数64MHzを出力したい場合には、0xFE , 0xF8 をI2Cマスターから送ることになります。周波数から設定値をすぐに算出できるExcelファイルをご用意しました。出力したい波形の周波数を入力すればI2C通信で本機に送るべきデータがすぐに得られます。

I2Cのアドレスは7ビット長で
最初の6ビット(MSB)は001011に固定されています。次の1ビット(LSB)については0か1を基板のジャンパー設定で指定可能です。(デフォルトでは0にセットされています)

ピン配置はmikroBUS仕様なので各種MCU評価ボード等に装着して実験が可能です。2.54mmピッチなので扱いがとも簡単です。




内部制御ループは出力周波数に関係なく1MHz〜2MHzで動作するため、設定周波数から1MHz〜2MHz離れた出力スプリアスが観測される場合があります。これらのスプリアスは、設定周波数のレベルより30dB以上低いという特徴があります。詳しくはデータシートをご参照ください。

 


  • ●1kHz〜68MHzのクロック信号(方形波)を出力

    アナログ・デバイセズLTC6904を搭載

    周波数誤差はあらゆる設定において1.1%未満と高精度

    ●2つの出力、SMAコネクタ、出力インピーダンス50オーム(標準)
    2.7V〜5.5Vの単一電源動作

    ●I2C通信で簡単に出力周波数を設定可能、設定値計算用Excelファイルをご用意

    ●I2Cスレーブアドレスは2種類から選べる

    –55°C〜125°C動作、ジッタ:標準0.4%未満(1kHz〜8MHz)

    ●消費電流(f < 1MHz、VS = 2.7V):4.7mA(標準)と低消費電流設計

    ●mikroBUS準拠で様々なマイコン開発ボードに装着しやすい(2.54mmピッチ)

    ●ボードサイズ:42.9×25.4 (mm)


■本製品のサポートについて
 

本製品はメーカーがリリースしている各種データシート及び本製品の回路図を見てその使い方をご理解頂き本製品を制御できる技術者向けの製品です。

回路図やデータシートの見方が分からない、I2C通信の内容が理解できない方、I2C通信のプログラムを作れない方はご使用頂けません。
サポートはアナログ・デバイセズが行います。

マイクロテクニカでは本製品の使い方に関するご質問は受け付けておりません
 


■ピン配置図
 

mikroBUSは下記のようなピン配置になっています。
 

ピンの詳細 ピン mikroBUS ピン ピンの詳細
AN 1 AN PWM 16 NC
NC 2 RST INT 15 NC
出力イネーブル OE 3 CS TX 14 NC
NC 4 SCK RX 13 NC
NC 5 MISO SCL 12 SCL I2Cクロック
NC 6 MOSI SDA 11 SDA I2Cデータ
電源3.3V 3.3V 7 3.3V 5V 10 +5V 電源5V
接地 GND 8 GND GND 9 GND 接地


 


■回路図



※クリックして拡大表示


■付属品
 

  •  ●CLICK-GEN本体
      ・本体ボード 1個


※本製品は組み立て完成済みです。
 


■参考資料
 

LTC6904のデータシート
周波数から設定値をすぐに算出できるExcelファイル


■観測波形(参考例)


データシートにもほぼ同様の記載がありますが、実際に本機から出力したクロック信号の波形を観察したデータです。ほぼデータシートに記載と同じでした。
 

8MHz出力時 (1V/div)
 

64MHz出力時 (1V/div)
 

20MHz出力時のスペアナデータ 中心周波数20MHz、スパン20MHz (Z=50)
 

64MHz出力時のスペアナデータ 中心周波数155MHz、スパン290MHz (Z=50)